石の曲線 “ 武者返し “
The Stone Curve "Musha-gaeshi"
【建築の視点】400年の時を超える「強さと美しさ」の秘密。熊本城・石垣から学ぶ、普遍的なデザインの意味

流行に左右されず、永く愛される住まいを求める皆様へ。
私たちオーガニックハウスが継承するフランク・ロイド・ライトの「有機的建築」の思想。それは、自然と調和し、機能的でありながら美しい、普遍的な価値を持つ建築のあり方です。
今回は、そんな「時を超える建築の強さと美しさ」について深く考えさせられる、興味深い記事をご紹介します。定年退職された元大学教授の視点で綴られる、熊本城の石垣に隠された「秘密」のお話です。

ご紹介する記事
『解体で見えた! 熊本城石垣の秘密と復旧の裏側 (元教授、定年退職355日目)』 (クリエイター:定年退職した大学教授の新たな冒険 様)
「武者返し」に見る、機能と美の融合
記事の筆者は、熊本城を訪れ、加藤清正公が築いた壮大な石垣、特に「武者返し(むしゃがえし)」と呼ばれる独特の勾配に圧倒されます。
裾広がりの形状から上に向かって垂直に近づく「武者返し」の構造
敵の侵入を防ぐという「機能」を極めた結果、そこに息を呑むような「美しさ」が生まれている。これはまさに、フランク・ロイド・ライトが提唱した「形態は機能に従う(Form Follows Function)」という有機的建築の理念に通じるものがあります。
飾り立てるためのデザインではなく、意味のある形こそが、人の心を打ち、長く残り続けるのです。
解体してわかった「見えない部分」の凄み
さらに記事では、熊本地震からの復旧工事に伴う「解体調査」によって明らかになった、石垣内部の構造についても触れられています。
表面に見える石の美しさだけでなく、その裏側にある緻密な計算や、先人たちの知恵。数百年前の職人たちが、いかにして「崩れない強さ」を作り出したのか。その技術への畏敬の念が綴られています。
これは家づくりにおいても同じことが言えます。 オーガニックハウスが大切にしているのも、外観の美しさだけではありません。自然災害の多い日本において、ご家族の命と財産を守り抜く「構造の強さ」。そして、世代を超えて住み継ぐことができる「資産価値」。
一見華やかに見える建築の裏側には、確かな技術と、未来への想いが詰まっているべきだと私たちは考えています。

現代の住まいづくりへのヒント
筆者である元教授の知的な好奇心と、歴史的建築物への深い洞察がつまったこの記事は、これから「長く住まう家」を建てようとされている方にとって、多くの示唆を与えてくれます。
なぜ、そのデザインなのか?
見えない部分は、どうなっているのか?
10年、20年、100年後にどう残るのか?

そんな視点で建築を見つめ直すと、家づくりはもっと奥深く、楽しいものになります。
400年の時を超えて愛される熊本城の石垣。その「強さと美しさ」の秘密を、ぜひ元記事で紐解いてみてください。
出典: 解体で見えた! 熊本城石垣の秘密と復旧の裏側 (元教授、定年退職355日目)
https://note.com/3233400r/n/n84273c311db0