“ 水上香港の神秘 “
The Mystique of Floating Hong Kong
【建築と記憶】香港の象徴、再び。水上の宮殿「ジャンボ・キングダム」の復活が教えてくれること

時が流れても色褪せないもの、一度失われても人々の心に残り続け、再び光を灯すもの。私たちオーガニックハウスが大切にしている「世代を超えて住み継がれる家」という思想に通じる、あるニュースが香港から届きました。
かつて香港のランドマークとして世界中の人々に愛された水上レストラン「ジャンボ・キングダム(珍寶王国)」。2022年に惜しまれつつその姿を消しましたが、先日、2026年後半の再開を目指して復活プロジェクトが進行中であることが発表されました。
今回は、このニュースを通じて「建築が持つ記憶と再生」について想いを巡らせてみたいと思います。
◆ アバディーンの港に、再び灯る希望の光
香港島南部の避難港、アバディーン(香港仔)。かつて「ジャンボ」への送迎船が行き交ったこの場所の埠頭が、2024年の年末、約3年ぶりに美しくライトアップされました。それは、2026年のレストラン再開へ向けた、確かな希望の灯火です。
近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトは、建築における「光」の重要性を誰よりも深く理解していました。自然の光を取り込み、夜には温かな照明で空間を包み込む。光は単に明るさを提供するだけでなく、そこに集う人々の心に安らぎを与え、建築に命を吹き込みます。
暗い海に浮かび上がる埠頭の光は、建築(場所)が単なる物質ではなく、人々の「記憶」や「アイデンティティ」の一部であることを静かに物語っています。

◆ 時代を超えて愛される「有機的な」存在へ
かつてのジャンボは豪華絢爛な装飾で知られましたが、今回の復活においては、その歴史的価値を継承しつつ、現代に合わせた新たな息吹が吹き込まれることでしょう。
私たちオーガニックハウスが提唱する「有機的建築」もまた、流行を追うのではなく、普遍的な美しさを追求します。 自然の姿に学び、環境と調和し、住まう人の人生に寄り添いながら、時を経るごとに味わいを増していく家。それは、一度建てたら終わりではなく、手入れをしながら長く愛し続けることで、本当の価値が生まれます。
香港の人々が「ジャンボ」という場所を諦めず、再生へと動いたように、愛着を持って守り続けられる建築には、時代を超える力があります。
◆ あなたの住まいも、家族の「ランドマーク」に
2026年、香港の海に再び浮かぶその姿を見る時、私たちはそこに「不変の価値」と「再生の喜び」を感じることでしょう。

オーガニックハウスもまた、皆様のご家族にとっての「ジャンボ(=大きな宝物)」でありたいと願っています。流行に左右されず、親から子へ、子から孫へと受け継がれる住まい。家族の歴史を刻み、いつまでも帰ってきたくなる場所。
そんな「タイムレス」な住まいづくりを、私たちはこれからも提案し続けてまいります。
(参考リンク) 今回のニュースの詳細はこちら: 2026年に水上レストラン「ジャンボ・キングダム」が再開 | 香港BSニュース|https://hongkong-bs.com/topics/20241227/